アレックス・モールトンに乗るようになって
「スゴいですね〜」「羨ましい!」なんて知らない方にまで
声をかけられる事もありますが、昔はママチャリにも乗っていたし、
休日にツーリングなんて考えたこともありませんでした。
最近では100kmを超えるツーリングも苦にならない健脚(?)になりましたが、
もともとの私はどちらかと言うと「アンチ運動」の人。
仕事が終わったら、薄暗くって、何か音楽が鳴ってる空間へと直行してカンパ〜イ!
明け方、なんとか家に辿り着いて、ベットに滑り込むのが休日のスタイルでした。
今も、そーいうロック的な時間の過ごし方は好きだし、
主人や友達と一緒に夜遊びするけど、それだけじゃ、どーも物足りない。
上手く言えないけど、なーんか幸福感が薄い感じがするのです。
アレックス・モールトンを初めて見た時の印象は「かわいい〜」の一言。
これで街を走ったら、最高にオシャレさん!と思いました。
私はその昔、マウンテンやロードのカタログのコピーを書いたことがあったし、
「街乗り」と「スポーツ車」との線引きはできるつもりでいました。
目の前にある、小さな自転車でロング・ツーリングなんて、
想像もできなかったのです。
モールトンに出会って、毎日の自転車通勤が始まった。
モールトンに出会って、打ち合わせにも自転車で行くようになった。
モールトンに出会って、景色のいいトコロを走ってみたくなった。
こうして、私のサイクリングな日々はスタートし、今もまだ走り続けています。
「趣味はサイクリングです〜」って言う女性は、まだまだ少ないと思う。
だけど、ママチャリを含めて自転車に乗る頻度が高いのは、やっぱり女性だと思う。
ちょっとお買い物、ちょっと○○さんの家に、ちょっと幼稚園、公園へ・・・。
サイクリングは、まさにそんな日常の延長線上にある身近なスポーツだと私は思うのです。
ヨガ、ピラティス、ランニング、ジムワークなど、
キレイで元気な身体になるためのエクササイズはいろいろあるけど、
私は意識の高い女性にこそサイクリングをオススメしたいと思います。
「なぜって?」それは、オシャレで楽しいから。
そして、心も体もスッキリするから。
どうして、人に勧めたくなるほど自転車が好きになったんだろう?
アレックス・モールトンは、とても高価な自転車だけど、
「高いモノを所有する」という満足感だけじゃ、
こんなにも日々、サイクリングを楽しむなんてできないと思う。
きっと、そこには思いがけない魅力があるんだろうな・・・。
このエッセーを読んでくださるみなさんと一緒に、
ひとつひとつの記憶をたどりながら、
自転車、そしてモールトンの魅力に迫ることができたら幸いです。
「なぜって?」
その理由を一番、知りたいのは、他ならぬ私自身だからです。